(・_・) 新米コーチの日常や苦悩をさらす、時々頻繁に更新されるという矛盾だらけの日記

今日は行動範囲が家の中心から半径約7メートル以内だった。
要するに、一歩も外に出なかったというわけだ。

外を見れば子供たちが楽しそうにサッカーをしている。
なんと微笑ましい光景か。
そんな中、一人の受験生は自室にて勉強という名の鎖に縛られていた。
ベランダを覗けば雲の切れ目から太陽が顔をのぞかせて、木々たちに日の光を与えていた。
一方、一人の受験生は蛍光灯と机の電気に当てられながらひたすらに筆を走らせる。

休日にもかかわらず、普段となんら変わらない状態のまま時間が進んでいった。

強いて、今日唯一心が和んだ時間を挙げるとするならば、それは飼っているインコと戯れた時間だろう。
彼の天敵であるピンクのゴム手袋を見せ極限にまでびびらせ優越感に浸っていると、今度は隙を突くかのようにこちらの着ている服を攻撃し、小さな穴を開けられるというダメージを負った。
そんなくだらないやり取りをお互い気の済むまで続け、とうとうインコが疲れてこちらになんの反応を見せなくなった頃、あっという間に時間は40分も経過していた。

勉強をしていると時間は恐ろしく長く感じ、ボーっとなにかをしていると時間は凄まじく短く感じる。

この違いはなんだ？
その答えを見つけるために、18年間生きているがいまだに理解できない。

わからない。
年を取れば理解できるのか。
一瞬のひらめきで理解できるのか。
それとも理解などできるような代物ではないのか。

あぁ神よ、哀れな私めの問いに答えてください。
時間とは一体なんなんですか？




うん、はい。

一日中家でつまらなかったけど妄想するにはいい日だった。
人生たまにゃこんな日もあるってか。

そんじゃ。
ノシ